発達障がい者自立支援セミナーに参加してきました

こんにちは。

昨日、【NPO法人発達障がい者就労支援ゆあしっぷ】さんの主催で開催された発達障がい者自立支援セミナーへ参加してきました。

テーマは「スケジュール管理へのサポート」。

 

実は私自身がスケジュールを詰め込み過ぎるヘキがありまして(;´・ω・)

利用者さんにもスケジュール管理が苦手な方がいらっしゃるので、その為にもどのようなサポート方法があるのか、しっかり勉強しておこうと思っての参加でしたが、色々な気づき・ヒントを頂けた勉強会となりました。

 

講師は臨床心理士の坂口美由紀氏。

発達障がいに関しての専門家でいらっしゃるのに、お話は非常にわかりやすくて「なるほど!」と思う瞬間がたくさんありました。

例えば時間について。

時間というものは「長さ」で計られることが多いのですが、実際カレンダーは「曜日」という横軸と「週」という縦軸の二つの軸で表されていることが多い→それを一つの軸にまとめることが時間を守るのが難しい方に「見やすく」「わかりやすい」状態になる、というお話であったり、支援の方法として活動量や内容を見直す、という話だったり。

具体的な方法やツールを紹介していただいて、支援する側としてだけではなく、自分自身のスケジュール管理について見直す良い機会となりました。

ちなみに上記の「一つの軸で見ることができるカレンダー」というのは「巻物カレンダー」という名前でこちらで販売されているとのこと→㈱おめめどう

今まで見通しが立たなくて不安に陥ることがあった方の支援に、是非、使いたいと思います。

 

このようなセミナーに参加するたびに自分の不勉強さに歯噛みする思いですが「知って活かしていくこと」それが一番なので、これからも色んな勉強会や研修に参加していきます。見かけたら声かけてやってください(笑)

最後に、主催してくださった【NPO法人発達障がい者就労支援ゆあしっぷ】さんには感謝感謝です(*´▽`*)→リンクはこちら(NPO法人発達障がい者支援ゆあしっぷHP)


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【医療観察制度】の勉強会に行ってきました

こんにちは。

昨日は就労支援連絡会主催で開かれた勉強会に、当事業所からは芹川と杉野と松井の3名で参加してまいりました。

テーマは「知ってますか?医療観察制度~精神に障害を持つ人の社会復帰を促進するための制度を学ぼう」。

講師は法務省福岡保護観察所の社会復帰調整官・梯氏でした。

 

「医療観察法」。

聞き慣れないと思いますが、正式名称は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」です。

他害行為(この場合殺人・放火・強盗・強制性交等・強制わいせつ(←以上五罪種は未遂も含む)・傷害)当時に

事物の理非善悪を弁識する能力が無いか、またはこの弁識に従って行動する能力が無い状態であった者=心神喪失者

同じく行為当時、精神の障害により、事物の理非善悪を弁識する能力が著しく劣っているか、またはこの弁識に従って行動する能力が著しく劣っている状態であった者=心神耗弱者

に対して、その適切な処遇を決定するための手続き等を定めることにより、継続的かつ適切な医療並びにその確保のために必要な観察及び指導を行うことによって、その病状の改善及びこれに伴う同様の行為の再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進することを目的とする

これが「医療観察法」の目的となります。

(興味のある方は詳しく調べていただくとして。)

ここで就労支援事業所の役割は何か、ということを考えるのが昨日の研修会の目的でした。

 

様々な事情や背景があっていわゆる「対象となる他害行為」を犯した対象者がいます。

その対象者は入院中に必要な医療を受けたり、しっかりとしたサポートを受けることで徐々に社会復帰への道が開けていくのですが、そこで必要になってくるのが生計の基盤となり、また、本人が「社会に受け入れてもらえた」「もう一度やり直すことができた」という実感を得ることができる「仕事」ということになります。

本人が地域で生活できるようにガイドラインに沿って基本方針が敷かれているのですが、三本柱となるのが【継続的且つ適切な医療の提供】と【継続的な医療を確保するための精神保健観察の実施】そして【必要な精神保健福祉サービス等の援助の提供】。この【必要な精神保健福祉サービス等の援助の提供】が私達の役割であり、大切なのはこの3つがきちんとネットワークとして機能することを「確保する」ということです。

 

該当行為そのものではなくその背景にあるもの・そこに至るまでの経緯などをしっかりと聴き取り、ケア会議に参加し関係各所と協力し合い、対象になる方の社会への復帰を支援するというのは、医療観察法の対象者以外の方でも当てはまるのではないでしょうか。

診断名だけで判断するのではなく、その人そのものとその背景を考え、しっかりと知ったうえで援助を行う。

これは支援する者の基本中の基本であると思います。

 

その基本をはずすことが無いように、どのような方にも対応できるように。

こういった機会を捉えて勉強して、更に事業所に持ち帰ってスタッフ全員の支援力を上げるようにしてまいります。


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ぜんち共済について勉強してきました!

こんにちは。

もうマンネリな気もしますが、酷暑ですね。

「酷暑」というのは7月末~8月にかけての暑さを言う季語らしいのですが、まさにドンピシャ。

いっそ、国が「仕事しちゃダメだ!国民みんな休まなきゃ!」ってお触れを出してくれたら・・・と思いますが、それはそれで色々滞るから無理なんでしょうね・・・_(:3 」∠)_

 

さて、先週の土曜日に福岡おやじたい主催のMAZEKOZEセミナーに参加してきました。

福岡おやじたいさんの活動はいつも勉強になることばかりです。今回もどんなお話が聞けるのか、ワクワクしながら行ってきました(∩´∀`)∩♬

 

今回のMAZEKOZEセミナーは「障がい者を対象とした保険」である【ぜんち共済株式会社】の代表的取締役社長・榎本重秋氏のお話でした。

テーマは【崩壊寸前の会社がホワイト企業になるまで】。

保険商品の内容も素晴らしいものでしたが、何より社長の「紆余曲折人生からの今」という流れを拝聴して思ったのは「人間の底力ってすごい✨」ということでした。

「運も底をついた」とか「資金も底をついた」「気力も底をついた」と言いますが、その底からの脱却をしようと思った時には「這い上がる」しかないわけです。

でも闇雲に這い上がるのではなく、これまでの経緯を振り返って違うルートを選びながら、一歩一歩確実に岩を掴みながらよじ登っていくしかないのだろうと思います。

その時にその昇ろうという気力の源泉を、もう一度掘り起こし、湧き起こすことができるのかどうか。

ここがポイントのような気がします。

榎本社長が逆境の中にあってもブレることなく持ち続けた「障がい者保険の必要性」への思い、というのはきっとその源泉であったのではないでしょうか。

実際、業務中に故意ではなく物品の破損をしてしまい顧客に賠償責任を問われたけれど、雇用主には補償してもらえなかったという障がい者の話を知っているので、こういった保険商品の知識を我々就労支援員は持っておかないといけないと感じました。

現在このような障がい者を対象とする保険は他にもあるとのこと。

ちなみに【ぜんち共済】は対象が知的障がい者・発達障がい者・てんかん・ダウン症となっております。

興味のある方、必要と思われる方は、ぜひご確認の上、資料を取り寄せてみていただきたいと思います。


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まなび会に参加した時の様子です

こんにちは。

先日の三連休、福岡市内では松井が事例発表をしていましたが、遠く奄美では芹川がまなび会という集まりに参加してきております。

 

「まなび会」とは、所謂「コ・メディカル」と呼ばれる医療関係者(作業療法士や精神保健福祉士など)を中心に構成されている会で、事例検討や勉強会など、それぞれの専門分野の学びを深めていくための集まりです。

今回は奄美大島で開催されたこの会。

研修ももちろんですが、合間には奄美大島ならではのアクティビティを楽しむという時間もあったようです。

写真も皆さん爽やか笑顔ですもんね✨

いいなー、奄美のロケーション( *´艸`)

左端でサムズアップしている芹川、真ん中の九産大・倉知教授、本当に楽し気です(笑)

対人支援で毎日色んなことを検討したり行動したりしている中、ちょっとした息抜きになったのではないでしょうか。

仕事はもちろん全力で、でも遊ぶ時もけっこう全力で(笑)。

各スタッフ、それぞれ時々趣味やレクレーションも盛り込みつつ、仕事に飛び込み、溺れないように泳ぎ切る!という心意気で(笑)

今週も乗り切ります╭( ・ㅂ・)و̑ ✨


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事例発表してきました!

こんにちは。

この三連休は猛暑日が続きましたが、皆さま、体調は大丈夫でしたでしょうか?

夜間、寝ている時でも脱水症状は起こりますので、ふらつく・体に力が入らないなどの症状が出たら、水分補給です。

今は吸収率の高いもの(例:OS-1など)もありますので、常備されていてもいいのではないでしょうか。

いずれにしてもこまめに水分をとることをお勧めします。

 

さて、その三連休の最終日にあたる昨日、引きこもりの家族会「福岡楠の会」が主催するフォーラム「わが子を社会につなごう」に発表者として参加してきました。

私が担当していた方で32年間の引きこもり生活を経て今年就職された方のケースを事例として発表したのですが、その方からは「今の若い方、悩んでる方が私みたいな人生を歩まないように話してきてください」と後押しして頂いていたので、私も気合を入れて発表してまいりました。

 

その方の来し方や思い、私達がどのように支援してきたか、そういったことを話しているとあっという間の30分・・・を超過しての40分。

持ち時間は質疑応答も含めて45分だったのですが、それもオーバーしてしまいました_(:3 」∠)_申し訳ございません。

それでも「就労移行支援事業所」がどういうものなのか、そこでどういった支援を受けられるのかが具体的にわかっていただけたならば本当に幸いです。

一人一人に合わせた支援=個別支援、バックボーンとなるご家族への支援、そして就職後の定着支援、各機関との連携。

重要なものはいくつもありますが、どれ一つとして切り離すことができない支援の一部です。

本人と一緒に考えながら一緒に動き、目標を、希望を叶えられるように、というのが私共、支援をする側の原動力になっています。

悩み苦しみを抱え込むのではなく、糸口としてこういったところがあると知っていただき、一度、ご相談いただきたいと思います。

ぜひ、HPの専用フォームやお電話、FAXなどでご連絡くださいませ(´▽`)


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人工内耳についての勉強

こんにちは。

ここのところ「お知らせ・報告」カテゴリばかりが増えていたので、今回は先日参加したあるフォーラムについてご紹介したいと思います。

 

去る3月21日㈷、春日市のクローバープラザにて【第18回聴覚障害教育福岡フォーラム】に参加してきました。

午前中は一般社団法人全日本ろうあ連盟副理事長・小中氏による「人工内耳に対する見解について」がテーマでの記念講演があり、昼休憩を挟んだ後は「ろう児を取り巻く環境の変化と課題~人工内耳について~」というテーマでのパネルディスカッションでした。

 

と話を進めたところで、読まれている方の中には「人工内耳ってなに???」と?が浮かぶ方もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

人工内耳とは、補聴器のように耳に外側から装用するものとは違い、聴覚障がい者の内耳に直接電極を接触させる手術が必要なものです。

音を電気信号に変える受信機を皮膚下に埋め込み、送信機を磁石で皮膚の上から接続、一見すると補聴器のようなマイク(サウンドプロセッサー)が耳にかけてあるのですが、そこから入った音がこの装置を通じて人の音声や言葉、環境で聴こえる音として脳が認識できるようになるという、聴覚障がい者の聴こえを助けるための機器です。

人工内耳については知られていないことが多くあるのですが、今回のフォーラムではその部分が課題として提起されていました。

午後のパネルディスカッションの中では実際に臨床での事例を、九州大学大学院臨床医学部門耳鼻咽喉科学分野の教授でいらっしゃる中川先生からお話があったり、実際に人工内耳を装用している方のお話が聞けたり、教育庁からも特別支援教育室指導主事(聴覚担当)の方の教育現場での現状の説明があったりと、聴覚障害者、また手話に関わっている人たちでもなかなか詳しくは知りえなかった情報がわかり、とても勉強になりました。

 

人工内耳を装用したあとには「マッピング」と呼ばれる耳に入ってくる音を調整する作業が細かく行われることや、リハビリが必要になること。

また、「なるほど!」と思ったのが、人工内耳装用者がAEDでの処置が必要になった場合は高確率で人工内耳が壊れてしまうということ。

そして「この部分になんらかの助成は必要ではないのか?」と考えさせられたのが、人工内耳の外側の機器(サウンドプロセッサー)の電池が1~2日しかもたないので頻回に電池を変える必要があるということ。(ちなみに補聴器は1週間ぐらいだそうです)

 こういった情報は本当に一部の人にしか知られていないことではないでしょうか?

正確な、そして現状としての話をもっとたくさんの人に知ってもらわないといけないのではないかと思います。私ももっと詳しいことを知っておかなければ、と改めて考えさせられたテーマでした。

講演、パネルディスカッション共に充実したこういった場に参加できて本当に良かったです✨

 

より知りたい方は【一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会】というサイトのHPに詳しい内容が掲載されてますので、ご参考までに。


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【障がい者に関わる法律に関するシンポジウム】勉強しに行ってきました!

こんにちは。

桜の前にひとしきり雨が降っている福岡市です。

来週あたりからお花見シーズンがスタートしそうなので、寒さも雨も今週ぐらいでキリがつけばいいなあ・・・と願っている今日この頃。

 

一昨日、福岡市市民福祉プラザ、通称【ふくふくプラザ】へ勉強をしに行ってきました。

障がい者をとりまく「法律」「事件」「触法」といったことをテーマに弁護士の先生方がわかりやすく丁寧に講義・解説してくださいました。

 

例えば最初の【障がい者差別の解消について】。

まず法律の成り立ちなどの解説があり、今の障がい者に関するキーワードになっている「合理的配慮とは」といった話があり、不当な扱いを受けた場合の相談はどのようにしたらいいか、ということまで拝聴することができました。

その次のテーマが【安永健太さん死亡事件を振り返る】。

自閉症傾向と中度の知的障がいがある安永健太さんが、仕事先から自転車で帰宅途中に警察から不審者と間違われ、警察に追われた際にパニックになったことで原付と追突。投げ出された後に警察官に取り押さえられ両手錠を後ろ手にかけられ抑え込まれているうちに心肺停止となり、救急搬送されたものの病院で死亡が確認された、という痛ましい事件でした。

寡聞にして私も知らなかったのですが、まずこの事件がわずか10年ほど前のことというのにも驚きましたし、裁判になった時の記録に残る警察関係者の発言にも愕然としました。障がい者に対しての認識が無いとこんなことが起きてしまうのだ、ということに。

最後のテーマは【触法対応(障がい者の刑事弁護)について】。

自分が支援している障がい者が、あるいは身内の障がい者が刑事事件を起こし被疑者となった場合の事件の流れやその時にどのような立場の機関(検察・捜査機関・弁護人・裁判官)が関わってくるのか、といったことや、実際の事案からわかる問題などを説明してくださいました。

 

支援に関わる私達だけではなくご家族にとっても切実な問題ですので、質疑応答も活発にやりとりがありました。

こんなに中身が濃いシンポジウム、他にある?!と思ったぐらいに、本当に充実した内容のものを受けることができました。

弁護士の先生方にも主催の福岡おやじたいさんにも本当に感謝感謝です(*‘∀‘)

今後も色々な勉強を重ねて支援力を強化していきますので、またご報告いたしますね(*´▽`*)


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発達障害分野における薬物の効能と副作用セミナー

こんにちは。

一昨日夜、あるセミナーに参加してきたので、ここで紹介させていただきます。

 

テーマは「発達障害分野における薬物の効能と副作用」。

講師は学校薬剤師もされているという博多区薬剤師会専務理事の高丘氏。

仕事の為遅刻してしまって、最初の15分ほどを聞き逃してしまったのですが(~_~;)

ADHDの症状に始まり、原因についての説明、そして処方される薬の種類とどのような作用でどのような副作用があるのか、といった話を伺いました。

後半は同じく薬剤師をされている高丘氏の弟さんがスライドを使って事例を紹介してくださいました。

発達障がいにも種類がありますが、「自閉症スペクトラム」「広汎性発達障がい」「アスペルガー」といった診断名を聴いたことがある方は多いのではないでしょうか?

しかしその特性については誤解が多々あるように思います。最近ではネット上で相手を揶揄する時に使われたりしてますから当事者の方の中には悲しい思いを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。嫌な風潮です( ˘•ω•˘ )

 

だからこそ正確な知識を、まずは携わる私達から持たなければ、と思うのです。

まだまだ知られていないこと、わからないことだらけの分野です。

自分がどんな特性を持っているのか模索している方や自分の子供に適切な支援がなされるのかどうか心配な親御さんたちの力になれるように、 このような勉強の機会を通して、発達障害分野への理解を深めていきたいと私共は考えております。

 

尚、今回のセミナーを主催された一般社団法人 発達障害支援アドバイザー協会のHPはこちら→公式HP

強度行動障害支援者養成研修なども行われているエイドケアカレッジ博多校の情報はこちらから→株式会社エイド


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【福岡きょうだい会】に参加して

こんにちは。

やや時間が経ってしまってからの報告になるのですが、1月にふくふくプラザで開催された【福岡きょうだい会】の集まりに「支援者」として参加してきました。

この【福岡きょうだい会】は兄弟姉妹の中に障がい児・者がいる方を中心に活動されている会です。

障がい児・者である兄弟姉妹と障がいのない兄弟姉妹、双方の幸せを目指して情報共有や課題に取り組んでいらっしゃるのですが、先日私が参加したのは「障がいのある子どもとその兄弟姉妹をもつ親」「障がい児・者を支援する立場の人間」もあわせての会合でした。

【福岡きょうだい会】が立ち上がるに至ったあらましやそこに込められた思いを工(たくみ)会長・太田副会長から伺ったり、それぞれの立場に分かれてのグループ討論の中では「支援者」の立場で会の副会長を担ってらっしゃる大堂さんと同じグループに入らせてもらったりしました。

 

支援者として何が必要なのか。

「本人」「親」の関係性は重視して聴き取りをしたりするのにその先、「兄弟姉妹との関係性」というのはそこまで詳しく聴き取ることはしていないのではないか、ということにまず、気づかされました。

親御さんがすでに鬼籍に入っているため関り・結びつきが強くなっている関係性もあるけれど、そういった場合は障がい者も兄弟姉妹も高齢になっている、というパターンもあるかと思います。

そう考えた時に、親⇔障がいのある本人だけではなく兄弟姉妹の思いにも気づき相談しあえる場があるというのは非常に心強いし、将来的にも必要とされるのではないでしょうか。

そして支援者としてはその存在と関係性をもう少し詰めて考えて、きちんと視野に入れた支援をしていかないといけないのではないかと思いました。

 

本当は【福岡きょうだい会HP】にならって大輪の向日葵を写真に、と思って素材を探したりしましたが、代表・松村の新作の中でひっそりとつぼんでいたチューリップがふわぁっ✨と花開いていたので、これは可愛い♡とパチリ。(自前ですしね(笑))

 

花開く、というのはなにか展望も開けるようでいいですね(*´▽`*)


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【できないことを嘆くよりできていることを認めてみよう!】

こんにちは。

今日も冷え込みましたね~!!

がっちりヒート○ック2枚重ねです。しかも1枚はハイネック。

それでも寒いのは、足元が久しぶりのストッキング&パンプスだからだと思います。やはり「手首・足首・首」はしっかり防寒が必要ですね。

 

先週土曜日に【福岡おやじたい】主催の『MAZEKOZEセミナーPart3』に参加してきました。

福岡市東区に立花高校という、不登校の生徒を受け入れていることで有名な高校があるのですが、そこで校長を務められている齋藤先生が今回の講師でした。

体調が万全ではないご様子でしたが、軽快な口調とわかりやすい内容、そして実際にあった生徒さんとのエピソードやその保護者の方とのやりとりなどに、参加者全員、笑いながらも時折しんみり。鼻をすする音が聴こえたりしていました。

 

私も自身の子育てを振り返ると、親子間で戦いにも似た葛藤があったり、子供の成長と親としての気持ちが噛み合っていなかったり。

そんなことが先生のお話から思い起こされて、思わず涙腺が緩みそうになったりして・・・。

 

「誰もが生まれた時にはゼロの状態で、色んなことができるようになっていく。なのにいつしか『できて当たり前』になっていて、大人が『なぜできないの』『どうしてもっと早くできないの』と子供に言ってしまう。」

「ゼロ地点・スタート地点に立ってみれば、いかに子供たちが頑張っているかがよくわかります。」 「何年も引きこもっていた子供が、立花高校を受験するために家から出る。それだけでも非常に勇気がいることです。」「今日、ようがんばって学校に来たね、良い挨拶ができたね、と生徒を抱きしめてあげたい」「子供たちが愛おしくて愛おしくてならんのです」

齋藤先生が笑顔で何度も言われていた言葉のひとつひとつが、子育て・人育ての原点に通じると思いました。

 

 何かしらの診断名がついてなくても、心が優しすぎたり脆かったり、傷つきやすい子もいます。

「その子たちがそのままに生きていける社会、そんな寛容な社会になれば」というテーマでしたが【できないことを嘆くよりできていることを認めてみよう!】と先生がおっしゃったことを心から感じた、とても印象的なセミナーでした。


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精リハ学会in久留米に行ってきました。

こんにちは。

先週土曜日、久留米で第25回日本精神障害者リハビリテーション学会の久留米大会が開催されました。

医療や福祉の関係者が全国から集結されたこの大会に、畏れ多くもこの私が参加してきました(*ノωノ)

午前中のシンポジウム⇒お昼ご飯をとりながら発表を聴けるランチョンセミナー⇒ポスター発表会場⇒午後のシンポジウム、と渡り歩きましたが、どこにいっても中身が濃かったです。

私自身がまだまだ精神保健福祉に関しても知らないことだらけなので当然なのですが、言葉一つとっても「意味ハナンデスカ( ゚Д゚)」という状態。

合間にググってやっと「あああ~」とわかるような人間なので、理解もそれほどできておらず、詳しくは報告しようにもできないのが本音なのですが(すみません(´・_・`))

ただ、こういった学会での発表や報告・日常の研究の積み重ねで精神障害者をとりまく環境が変化し、多様化してきたのだと感じました。

知識ある人が理解を広め、広まった知識が時に紆余曲折をたどりながらも分岐し流れを作っていく。その一端に触れることができた貴重な機会でした。

 

写真は今回の会場となった『久留米シティプラザ』です。

数十年前、5年ほど久留米に住んでいた時があるのですが、その時ここは「井筒屋」というデパートでした。

斜め前には老舗のパン屋さん「キムラヤ」があり、ここの裏手に通る商店街はいつも賑やかだったような覚えがあります。

「ここにはあのお店があったんだけどな~・・・」と、古い記憶を辿りつつ、西鉄久留米駅までぶらぶらと歩いて帰りました。


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MAZEKOZEセミナーPart2に参加してきました!

こんにちは。

最近、できるだけ朝、ブログをUPしようとしてます。

なぜなら夕方になると尻に火が付くから・・・もとい、2学期目前の宿題してない小学生並みに「ああああああ」となるからです。

でも文章を考えて頭をひねり散らかしているうちにこの時間です。

あああああああ。

 

先週土曜日に「福岡おやじたい」が主催する【MAZEKOZEセミナーPart2】に参加してきました。

精神科医としての経験をお持ちであり、現在は発達障がい児の教育支援研究から教員への教鞭をとられている、福岡教育大学教職大学院教授・納富恵子先生による講演を拝聴してきました。

 

発達障がいと診断を受けた本人だけではなく家族支援も必要なこと、障がい児がやがて大人になり、社会に出た時にはどのように理解と支援を受けるのがいいのか。

 

診断を受けていないグレーゾーンの方も含め、本人の自尊心の回復~本来持っている力を引き出すことや、得意分野を就職に結び付けていくことを実践していくのがモットーの事業所で働いている身としては、お話の全てが「児」だけの問題ではなく「者」となったときのこと、ひいては社会という周囲のことに結び付いているようで、非常に興味深く最後まで聴かせていただいていました。

もうあと1時間、いや、2時間あっても聴きたかったぐらい!!

本当にもっと知りたい内容がビッチリ詰まった、中身の濃い75分間でした。

このような機会を作ってくださった「福岡おやじたい」の皆様や、お声掛けくださった理事長の吉田さんには感謝感謝!です。

 

懇親会も参加させていただいたのですが、また新たな出会いもあり、より深い話もあり・・・。

有意義な時間でした。

「福岡おやじたい」さんの活動はこちらで→【福岡おやじたいFacebook】

今回のセミナーのことも報告されていますし、今後の予定も見られます。

興味のある方はぜひ参加してみてほしいです。ためになりますよ~!!


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運営会議&勉強会でした。

こんにちは。

一昨日は毎月恒例の運営会議と勉強会でした。

 

運営会議は毎回適正な運営と支援がなされているか、営業活動や企業開拓はどれぐらいやっているかといったことを数字としてあげていくのですが、その他にも、広報活動をどのように展開していくかなど、議題が山ほどあります。

 

宣伝に走りすぎてはいけないのですが、昨年5月ぐらいまで更新が止まっていたこのブログとFacebookを再稼働させた理由の一つが「この事業所HPを知った人がそこから適切な福祉サービスを受けられるような、そんな糸口になりたい」だったので、やはりある程度知名度はあげていきたいと思っております。

そこで「販促ツールを考えてみよう」とか、何かインパクトの残るものを、とか、色々と意見が出ました。

とりあえずHPにすこしお金をかけて(テヘペロ♡)アクセス情報の解析ができるようにはしたので、どんな記事への反響があったのかなどがわかるようになりました。

どーしても真面目な記事ばかりにはなりえないのですが(笑)皆さんに少しでも読んでいただけるようなHP、ブログを今後も目指していきたいと思います。

 

その後の勉強会も一つの課題に対して発表➡意見や質問➡具体的な対処方法や知識を得る、という流れだったのですが、本当にあっという間の2時間半です。

でもこれをやることで専門用語とその意味が繋がり、それが知識として身についてくるので、貴重な勉強の時間です。

 

こういったことを毎月毎月重ねていきながら、自分たちの支援が間違ってないか、適切な状態なのかを自身の目も含めて精査していくことをCCCでは重要視しております。

勉強会・・・発表する役が回ってきた時は「(小声で)ぇ~」と思わず言ってしまいますが(笑)まとめたり資料を作成したりもまた勉強の一環です。

スタッフ総当たりでやってまーす(笑)。

 


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昨日はケースカンファレンスでした。

おはようございます。

今日から雨が降るらしいのですが、朝出がけに雨が降っていないと傘をもっていかないという愚行を犯す広報担当です。

降り出してから「あーあ・・・」となります。学習能力ゼロです(笑)

 

さて、昨日は事業所の中でケースカンファレンスを行いました。

毎回2例ずつ、スタッフがもっているケースを皆で質問したり答えたりしながら、細かく精査していきます。

時々営業に行った医療機関や企業開拓で伺った企業の担当者様にも驚かれるのですが、CCC博多のスタッフは毎月毎月、顧問である倉知教授の指導を受けます。

①勉強会・・・これは自分が担当するカリキュラムや療法などについて、調べ上げて発表するものです。勉強が浅いとそりゃあもう、教授からのツッコミに耐えられなくなります・・・。

②運営会議・・・これはCCC博多の運営状況を皆で共有するものです。

③ケースカンファレンス・・・上記のように2例のケースをあげ、どこの部分にもう少し聴き取りが必要なのか、なんの情報が必要なのかを精査し、今後の支援の方向性を決めます。

④スーパービジョン・・・倉知教授をスーパーバイズに、1対1の面談形式で自分のケースそれぞれへの支援について説明。果たしてその支援が適切になされているのかどうか、支援内容やどう声掛けをしているのかなど、教授に助言や時には厳しく指導をしていただきながら、自分の支援について振り返る時間となっています。

 

対人支援で一番怖いのは「支援者が支援の名のもと、何をしていても誰にも何も言われない」ということではないかと思っています。

CCCの支援内容は他の事業所の方から「そんなこともするんですか?!」と驚かれることもあるぐらいなのですが、必要な支援とわかれば必ず実施します。その代わり、本当にその支援は利用者さんの自立につながるのか、自己満足ではないか。そんなことをきちんと自覚しながら毎日支援しております。

まあ眉間に皺寄せてやるのは好きではないスタッフばかりなので面白おかしくやってますけどね(笑)

日々研鑽でございます(`・ω・´)キリッ

 


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手話通訳技能認定試験

おはようございます。

この写真を見てすぐに「あ!あそこだ!」と分かった方。

そうです、熊本市内中心部、ツルヤという百貨店の前です。

最近県外に出ることが少なかったので、高速バスを使っての移動はまさしく「プチ旅行気分」・・・にしたかったのですが(泣)

そんなことを考える余裕はまったくない、今回の熊本行き。

目的は【受験】です。

手話通訳士、という資格を得るための技能認定試験。

これを受けるために福岡から重い重い気分を抱えて移動してきたのでした。

 

肩書が「手話通訳者」だとよく言われるのが

「え?手話通訳士さんなんですか?」と

「どうやったらなれるんですか?」のだいたい二つです。

 

一つ目の質問の答えはおそらく二つ目の質問への回答に含まれるので、二つ目の質問の回答として、ざっと説明をすると。

現在、各市町村で行われている「手話奉仕員養成講習会 入門・基礎課程」。

これが最初の入り口になります。

各地域によって異なりますが、週に2回、もしくは1回の受講で20講座あります。その後の基礎課程からが25講座。合わせて45講座の座学や演習を受けることによって聴覚障がい、聴こえというものへの知識を身につけ、手話の技術を学びます。だいたいトータルで1年かかります。

そして入門を終えたあたりから地域の手話の会やサークルへ参加したりして、少しずつ実際にろう者が使っている手話単語や表現力を目のあたりにし、時には圧倒されながらも、交流を深めながらぼちぼちと馴染んでいくのです。

ろう者同士が楽しくおしゃべりしている時に自分の言語が通じないという状況、学習者の方はこれを一度体験することによって、普段の自分たち聴こえる世界との違い、言語の違いを改めて実感することになります。

これは非常に貴重な体験となります。

その後、手話検定への挑戦などを経て、手話検定2級相当の技術が身についたら【全国統一試験】を受けます。

日本全国各県での開催となるこの試験に受かるとそこで初めて【手話通訳者】という資格を得ることができます。私はこれを持っています。

この資格があると何ができるかというと、講演会や式典などの公的な場所での通訳、窓口での通訳などです。合格率はだいたい1割。

そしてその更に上にあるのが、今回の【手話通訳技能認定試験】で合格すればとれる資格【手話通訳士】です。これが超難関なのです。

2日間にわたっての試験の内容は初日が学科4科目と二日目が実技で読み取り通訳と聴き取り通訳を2本ずつ、となっております。合格率はその年その年で違うのですが、平均1割。0.2割(100人受けて2人しか受からなかった)という年もあったようです。

 

ということで一つ目の質問「手話通訳士なんですか?」と尋ねられたら残念ながら「いいえ~まだです~( ;∀;)」と答えるしかないこの現状。

そこをまあなんとかなー、ということで、5年前に一度挑戦し落ちて以来勉強してなかったものを奮起して再度挑戦した次第です。

会場で会った方と話していたら「5度目の挑戦です~」とか「もう8度目です~」という方がいるかと思えば「初めてで緊張がすごいです!」という方もいたりして。なのでこの試験を受ける人は極端に言えば手話を始めて4~5年の方から20年以上の方までさまざまです。

私も5年ぶり2度目の出場ということで(紅白か)緊張の度合いがなんかもう・・・・・・呼吸がまともにできないのではないかと思うぐらい緊張しました。落ち着こうにも落ち着けず、体中の毛穴が開いてるんじゃないかと思うほどの脂汗をかきながら、一日目の学科・二日目の実技を終えました。

ようやく毛穴がちゃんと閉じてくれたような気分です。

 

合否はともかくとして、今できることは全部注ぎ込んだので、もし落ちていたらその時は自身の力不足・努力不足だったということで来年も頑張って目指そうと思います。

これを読んでらっしゃる方でもしもなにか資格試験に挑戦しようかな?と迷ってらっしゃる方がいたらぜひ一緒にがんばりましょう!!と握手したい気分です。←あ。来年のことにもう考えが及んでる(笑)

とりあえずは結果発表までは一旦肩の荷を一個おろして、その分、仕事に集中できる環境になったことを喜びたいと思います。

 


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就労移行支援事業所研修会

こんにちは。

事務所に戻るために乗ったバスの冷房が直撃しすぎて、タイピングに支障をきたしている広報担当です。

この気候の中「寒い・・・」とつぶやく羽目になるとは。

 

それは置いといて。

本日は午後からスタッフ三浦と連れ立って、就労移行支援事業所研修会へ参加してきました。

これは福岡市障がい者就労支援センターが主催しているもので、今回は今年度第一回目。

テーマは「支援の質について考える」というものでした。

講義と事例発表があったのですが、事例は障がい者本人と支援者とセンター職員、そして就職された先の企業の方まで見えての発表でした。

発達障がいの方と脳性麻痺での身体1級の方、どちらの事例も本人と支援者の人間関係が築かれていく過程やその中での本人の思い、移り変わり、支援機関と支援センターとの連携が報告されて、素晴らしい発表でした。

でも振り返って、自分は担当している人の幸せやより良い人生をちゃんと思い描けているだろうか、本人の意向に沿った支援をしているのだろうか、と、たくさんの課題を抱えて事務所に戻ったところです←今ココ。

研修を受けて凹んで帰る、ってのもどうかと思いますが、それだけまだ足りない部分が見えてしまった、ということですね。

 

研修を受けて、学んで、それをどう活かしていけるのか。

いや、活かさなきゃですね。

 

 


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【まなび会】に参加しました。

こんにちは。

先週土曜日、うちのスタッフ総出で【まなび会】というものに参加しました。

顧問の倉知先生がストレングスモデルについての講義、その後、サービス管理責任者の芹川の事例発表があったので他のスタッフも後学のために参加いたしました。

会場に入ると席はほぼ埋まっている状態でした。

この会は作業療法士(OT)さんやワーカーさん、看護師さんなど精神医療の専門職の方の「学びのため」に発足した会とのこと。

事例発表のあとにグループになっての意見交換の時間があったのですが、病院の中と外の連携・その必要性について、短い時間でしたがOTの方と意見を交わすことができました。

 

とはいえ、そんなに堅苦しいばかりの会ではないようで、その後の懇親会では盛り上がった(?)ようです。

ぶっちゃけトークもあり。ベテラン勢は初々しい若手さんたちを眩しく見つめつつ、勉強とは全く関係のない話をしつつ、夜は更ける・・・みたいな。

 

ちなみに【まなび会】Facebookページに勉強会のときの芹川が、魂が抜けたような顔(笑)で写っていますので、よろしければご覧ください。→【まなび会】Facebook


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ひきこもり支援関係者研修会に参加してきました

こんにちは。

本日は午後からタイトルにある【ひきこもり支援関係者研修会】へ参加するために、福岡県精神保健福祉センターへ行ってきました。

 

医療関係者や教育関係者・行政からと参加者が多数いらっしゃっていて、室内はすでに満席状態。

本日の講師であり、先日はCCC博多にもお越しくださった鳥巣さん(福岡わかもの就労支援プロジェクト)の講演を皆で聞き入ってました。

机上の空論ではなく本気で対応している鳥巣さんのお話は、参加している関係者にとっても非常に勉強になりましたし、対面さえ叶わないひきこもりの人の支援を今後どのようにしていけばいいのだろうか、という課題を提起する機会をいただいたと思います。

CCCは当然「障がい者福祉」の領域ではありますが、先日記事にあげたように「アウトリーチ」を駆使して、本人が落ち着いて話せる場所での面談を実施して、これからの方向を本人の気持ちを尊重しながら一緒に探っていきたいと思います。

 

 

とはいえ、支援をしてるそれぞれの立場でできることは違ってくると思いますので、一概に「これがいい」「これが正しい」ということではなく、鳥巣さんが取り組まれているように、本人が本来持つ力を取り戻せるような支援をして自立に結び付けていきたいと思いました。

 

 

写真は事業所へ戻る途中に博多駅で見た飾り山です。山笠は7/15早朝の追い山がフィナーレ。

博多の男たちが熱く燃える夏の風物詩、当日はテレビ局も朝から生中継で放送していますので、櫛田神社までいけない方もぜひご覧ください(^_^)→博多祇園山笠公式サイト


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「動機付け面接」の勉強

おはようございます。

今日午前中のカリキュラムはフィジカルエクササイズ。

利用者さんとスタッフそろって、参加する人は元気よくさんさんプラザへ向かって出発されました。

 

さて、タイトルの「動機付け面接」。

先日のスタッフ勉強会の時にスタッフ杉野が担当したお題だったのですが、「面接」とあるので、私などはてっきり企業面接のやり方の勉強かと思っていました・・・が、そうではなく。

専門的に言えば「行動変容への動機と決心を強化するための協同的な会話スタイル」であり「人がすでに持っているものを呼び起こす方法」だそうです。

就労支援を受ける方は基本的に「働きたい」という思いで事業所を利用しているわけですが、その反面「働けるのだろうか」「働けない」「働きたくない」「このままでいたい」という感情や気持ちを持つことがあるのではないでしょうか。

そういった矛盾した気持ちを会話の中で整理し、本人が持つ「今の状態から変わりたい(行動変容)」という願いを強めていけるような支援をする。その方法の一つが「動機付け面接」で、支援者がいかに利用者との会話の中に潜む「変わりたい気持ち」に気づいていけるか、というスキル的なものでもあります。

勉強会では顧問の倉知先生に利用を検討している方役をしてもらい、スタッフの粟屋・松村・松井で支援者役・支援者の発言を記録する係・利用検討者の発言を記録する係を持ち回りでやるロールプレイを行いました。

ロールプレイをやってみると、利用を検討している人が持っている「変わりたい気持ち」に気づいても掘り下げることができなかったり、希望を持つ方向へ話をひろげることができなかったり。「これを聴かなくちゃ」「あれを聴き出さなくちゃ」と思うと不自然な方向に行ってしまうという反省も含めて、やはり本人の話に耳を傾け、変容することによって見えてくる展望を提示する、というスキルの熟練が必要だなあ・・・と学びました。

小難しいことを言ってるようですが。

とにかく実際、意識しすぎるとだめなんでしょうね(苦笑)意識を持ちつつもナチュラルにできるようになりたいものです。

 

画像は文章とはまったく関係ありませんが(笑)

先日利用者さんが猫飼いである私にくださった猫型の付箋です。

ていうか、付箋なのに書くとこが無いやん・・・?と思っていたら左側、白紙のものもくれました。

でもその白紙猫も私が落書きしました→結論:猫の形をしているものには猫の顔を書きたくなるんだな(笑)

 


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スタッフ勉強会

こんにちは。

色鮮やかな紫陽花です!

紫陽花の色は土で決まると、昔身内から聞いた覚えがあります。

アルカリ性の土壌だとピンク、酸性が強いと青・・・だったような。うろ覚えですみません(^-^;

今カタカタやっているこの箱を使えばわかることですけどね。

いわゆる「ggれ、××!(←品が無いので自主規制)」てことですが、薄ぼんやりとした記憶もまた良し、です。

 

さて、一昨日は顧問の倉知先生が来所され、運営会議。その後にスタッフの勉強会が開かれました。

毎回、テーマは2つ選ばれます。

今回は「リカバリーとエンパワメント」を代表の松村が、「動機付け面接」についてをスタッフ杉野が担当しました。

就労支援だけではなく、福祉の場面や企業の中でも「リカバリー」「エンパワメント」という言葉を聞かれることもあるかと思われますが、福祉としての「リカバリー」は失われたもの・失ったものを取り戻す、という意味で、あくまで利用者本人の【主観】であると倉知先生から解説が入りました。

支援者から見れば【リハビリテーション】になると。

自己認知や自己理解が重要で、障がいや病気の内容は変わらないけれど『本人の内面が大きく変わること』、これが「リカバリー」であるという話でした。

 そしてそれを進めるために必要なのが【エンパワメント】、本人が本来持っている意欲や能力、可能性を湧き出させること、という勉強内容でした。

問題が発生した時には支援者がつい手を(と口も)出してしまいがちですが、本当は支援者ができることって、本人が問題点と解決策を見つける手伝いなんですよね。じゃないと本人の成長とやる気を削いでしまうことになるんだと言うことを、自戒とともに肝に銘じました。

 利用者さん本人が目指す場所・幸福を感じる目標に近づけるように、スタッフも日々勉強です╭( ・ㅂ・)و グッ☆

あ、「動機付け面接」についてはまた今度(笑)

 


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